主人公の成長と、病児保育を利用する親子の葛藤に目が離せない!
『37.5℃の涙』の動画を、1話から最終回まで見逃し配信。動画配信サービスの無料お試しでドラマの見逃し配信を視聴。『37.5℃の涙』のあらすじ、出演者、感想。
37.5℃の涙【TBSオンデマンド】
病児保育の仕事を通して、1人の女性が強くなったシーンに感動
桃子が今まで避けてきた母親や兄に本音を言う場面は、1人の女性の成長を感じることができるオススメのシーンです。
母親との決別を心に決めるまでの桃子は、母親に逆らうこともできずなんとなく頼りなさげに見えていました。
しかし、母親や兄と距離を置くと決めた時の桃子の表情からは、迷いのない潔さが感じられたのです。
たくさんの親子の関係を間近で見てきた経験と、「リトルスノー」のスタッフの家族のような暖かい支えのおかげもあって、桃子の心は強くなったのだと感じた瞬間でした。
また、父親にも心を閉ざしていた小春ちゃんが、桃子には心を開くシーンもオススメです。
桃子の魅力が引き立つとともに、子供は純粋で素直な心を持つ人に惹かれるということがよく分かるシーンでした。子供は大人が思っているほど鈍感ではなく、鋭い観察力を持っているということも忘れてはなりません。
子供の体調が悪くなった時の、母親や父親の複雑な気持ちに共感
子供を産んでも働き続ける母親が増えてきているなかで、子供が突然熱を出したときに困った経験がある人も少なくないのではないでしょうか。
そのため、ドラマに登場する親の気持ちに共感する人も多いでしょう。
病児保育をおこなっている病院もありますが、定員オーバーの場合も多々あります。
しかし、ドラマのような訪問型病児保育の存在を知ることができれば、発熱した子供を預ける場所の選択肢が増えるのではないでしょうか。
また、このドラマでは病児保育を利用する親や子供の感情が細かく描かれています。
そして、親が不在の間、子供が寂しさを感じないように一生懸命相手をする姿に心を打たれる人も多いでしょう。
今まで子供が体調を崩した時に罪悪感を感じながら会社に行っていた人も、このドラマを見れば自信を持って仕事を続けることができるのではないでしょうか。
病児保育がテーマの話題作「37.5℃の涙」ココが見どころ
親に変わり、体調を崩した保育園児の面倒を見る病児保育しの奮闘する姿が描かれています。
主演は蓮佛美沙子で、共演に成宮寛貴や速水もこみち、水野真紀など豪華なキャスティングです。
37.5℃の涙は病児保育をテーマとする作品です。
病児保育とは子供が発熱や風邪などの病気のため保育園で預かれない子供の家に行き、どうしても仕事を休めない親の代わりに子供のお世話をすることで、37.5℃の涙を見て初めてこのお仕事のことを知りました。
このドラマを見て、人は変わることができるんだなと思うシーンがありました。
主人公の新米保育士である桃子の派遣先の親たちは子供よりも仕事を優先したり、甘やかして育てていたりで、ドラマを見ていて正直良い心地はしませんでした。
そのため、「なんとかしてあげたい」という桃子の気持ちにも共感できます。
親も自分のことに必死で子供が何をして欲しいか考えることができていなかったと感じました。
そこに他人の問題でも放っておくことができない性格の桃子が関わることで、親と子がお互い分かり合えて関係に変化が現れたシーンに感動しました。
「笑い・涙・ラブ」全てそろっています!
病児保育のお話と聞くとちょっと重たそう・・と感じるかもしれませんが心配ありません。
見ていて笑ってしまったり感動して涙が流れてきたり桃子の三角関係など楽しい内容も盛り込まれています。
桃子はうまく笑うことができず笑おうとすると顔がひきつってしまうのですが、桃子を演じる蓮佛美沙子さんの顔演技に思わずクスッとなっていまいます。
がんばり屋さんで、病児保育という仕事にまっすぐに向き合う桃子に惹かれていく2人の男性との三角関係も見どころです。
いつも温かく見守ってくれている上司と息子のために父親として頑張っているシングルファーザー、桃子がどっちを選ぶのか見逃せません。
一般的に知られている保育士とは異なり、保育所に通っている子どもが病気になったとき、仕事を休めない親に変わり子どものお世話をする病児保育士を取り上げている「37.5℃の涙」。将来保育関係の仕事を目指している人におすすめの作品です。
37.5℃の涙【TBSオンデマンド】
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