脳内ポイズンベリー
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脳内ポイズンベリー
登場人物より多い脳内登場人物!?
基本的に普通の物語として登場する人物は主人公のイチコと早乙女、そして越智という男性のみ。
それに対してイチコの脳内描写に登場するのは吉田(議長兼理性)・石橋(ポジティブ)・池田(ネガティブ)・ハトコ(衝動)・岸(記憶兼記憶)の五人の感情をつかさどるキャラクターたち。
この噛みあわない五人の会議の結果主人公のイチコの行動が決定されています。この五人がコミカルに、けれど真剣にアラサー女子の本音を会議しているところがみどころだと思います。
前半は特にコメディっぽく五人がわちゃわちゃと会議をしている様が面白い。
特にポジティブを司る石橋役の神木君が、本当にポジティブでまっすぐ、後ろ向きなところなんて全くないと思わせるように全力で無邪気にはしゃいでいる姿がとっても可愛かったです。
またシブイなぁ…と思ってみていた議長兼理性担当の吉田役の西島さんもシブイながらもコミカルに演技しているところも必見です。
アラサー世代に刺さる「あるある」
やはり主人公イチコと同年代のアラサー女子には結構ぐさぐさくる内容で共感できるのではないでしょうか。
特に「好きな人ではあるけれど、この人と一緒にいる自分は幸せにはなれない」という葛藤は、結婚を意識している女性であれば大なり小なり経験しているものだと思います。
そんな「あるある」な事態を脳内会議で最後にバシッと解決し「重要なのは誰を好きかじゃない。
誰と一緒にいる自分が好きか、だ!」と、自分の幸せを探しに行く決意は胸を打たれる思いでした。恋を諦めて、過去のトラウマを克服し、一回り成長する姿は私も頑張らなきゃ、という前向きな気持ちをくれた気がします。
ラストについては原作派の人は賛否両論あるとは思いますが、私はこれはこれでやっぱりアラサー「あるある」だなぁ、と納得しています。新しい幸せを予感させるラストで最終的に大満足な映画でした。
引用:Amazon 脳内ポイズンベリー
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