あらゆる伏線が最後にすっきりとはまり、納得ができるトクソウ
『トクソウ』の動画を、1話から最終回まで見逃し配信。動画配信サービスの無料お試しでドラマの見逃し配信を視聴。『トクソウ』のあらすじ、出演者、感想。
トクソウ
泣きの演技と涙の美しさ
特捜部の話なので、難しい表現が用いられています。ですので、知的な好奇心が刺激されるドラマなのですが、おススメのシーンは父親の手紙に織田が涙するシーンです。
この手紙は遺書とも言えるものなのですが、その手紙を読みながら涙してしまうのです。
涙を流しているだけなのですが、感情がひしひしと演技から伝わってきます。圧倒的な表現力で見ている側まで胸が熱くなってしまうのです。
涙を流しては止まり、また流すという繰り返す表現が涙を美しく見せてくれるのです。手紙を読み切って、「父は被害者ではなかった」と言った時の吹っ切れた気持ちが上手に表現されています。
苦悩からの解放と、真実を噛みしめる涙はこのドラマの一番のおすすめポイントです。涙があふれてくる演技に感動を受けるとともに、ドラマの次の展開を期待する期待感が同時に味わえます。
知的ドラマ好きに見て欲しい司法の中の人間の戦い
知的なドラマと呼ぶにふさわしい伏線が色々なところに用意されています。伏線を回収する場面では、そうだったのかと納得することが多かったです。
最後まで見るとかなり満足感があるので、知的好奇心が旺盛な人にはおススメします。特捜部の話なので難しい司法の話になりがちですが、結局は内部の人間の話です。
強権を持っている人間が、どのような思いを持って職務に遂行しているかに焦点を当てています。嫌なところやずるいところがない主人公は人としてまぶしいです。
ただ、それゆえに苦労するというのは現実の社会と同じです。司法の中でも泥臭い人間関係があり、その中で苦悩する主人公は見どころになります。
苦悩しながらも最後まで折れない主人公だからこそ、格好いいと思ってしまうのです。特捜部が悪に染まらず、希望を持てる最後だったのも見終わった印象として良かったです。
トクソウ
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